Isousin
Overview
こどもの頃から社会に対する不安や自己否定が強く、漠然とした生きづらさを抱えていたが、写真と出会ってからは自己を受け入れられるようになり、自然と自由な自己表現としてのアートにも興味を持つようになる。ある日、日が暮れて誰もいなくなった公園の砂場で、こどもが描いたであろう落書きを見つける。一人その場に佇み、食い入るように見つめた後、おもむろにスマートフォンのカメラでその落書きを1枚の写真に収めた。HERALBONY Art Prize2024で審査員賞受賞(黒澤浩美賞)受賞作品は、その時の写真をヒントに制作している。カメラと画像編集ソフトを使用して写真を抽象的なイメージへと昇華させ、そこに別で撮影した地面や壁の写真を合成することで不思議な造形を生み出し続けている。
経歴
受賞歴
- HERALBONY Art Prize 2024「審査員特別賞(黒澤浩美賞)」
「落書き写真(タイル状の壁)」
展示歴
- 2024年8月10日~9月22日
HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition
